Credo taedium solum vol.1@新大久保Earthdom_140720

アンダーグラウンドシーンにおいて物凄い勢いで注目を集めバケモノ扱いされている大分産ダークコアKnaveの2日連続東京襲来!企画の2日目に参戦してきました。
Emperorに引き続きブラックメタルのイベントが週に2本とか、もしかして俺ってばリア充なのでは・・・?


無計画にも新宿で降りてしまったので二郎を横目に歩きビアクズ。

ライブハウス上のコンビニでアニメアイコンな方々と屯酒しつつ会場入り。

Doraid


イキナリ名前はよく聞く有名バンド。恥ずかしながら実際に見たのは初めて。
Xasthur的首吊り装束のヴォーカルさんと世紀末な出で立ちのドラムさんがインパクト絶大。
そのビジュアルから的なダークなサウンド化と思いきや、ノリよくキャッチーなメタリック・ハードコアでかっこよい!
早速ヤラレたけどまだあまり酔ってなかったしここで体力使い果たすと後が続かないと思ったので大人しく観る(笑)

Fra Hedensk Tid


もはや説明不要の我らがKawanaさんSekigchiさんによ2人組静岡プリミティブ・ブラック
もう何度見たかわからないくらい見てるけど、今回はドラムもギターもバランスよくて気持ちよく聴けた。
Sekiguchiさんのシャーシャーヴォーカルもいかにも地下プリミティブらしくてヨシ!
今回2曲目の新曲は悲壮感漂うリフが印象的なナイスチューンでリリースが楽しみだ。

Deathlike Silence


東京ハードコア/ブラックメタル
結構見たのは久しぶり?
相変わらずダークかつアグレッシブ、それでいてメロディックサウンドに惚れ惚れ。
途中アントンさんがグルグル回り始めてモッシュ開始。
ここらあたりでフロアのボルテージも上がり始め写真を撮る余裕が無くなり始める。

O.G.D.


東京、突進型ショートカット・グラインド
見たのは何度目かだけど、今までもとにかく激しくて楽しいライブだったが、今回はとにかくバンドもオーディエンスも大いに盛り上がり、モッシュモッシュモッシュ
以前静岡で見た時に音源も買わせていただいたが、やはりこのバンドはライブで見てこそその真価がわかるというもの!
特にヴォーカル氏がとにかく煽り上手で、程よく酔っていたこともありおおいに暴れさせてもらいました!
最後ヴォーカル氏がダイブしてきたので何人かでサーフしながらバーの方までヴォーカル氏を運んで、ウォーとか叫んでハグしあうわけわかんない流れに(笑)
ただその後アンコールあったみたいで、ちょっと申し訳なかった(笑)

おまわりさん


ドゥーミーで怪しげな雰囲気から始まった暗黒グラインドコア
音源も聴いたことなかったしライブも初めてのまったくの初体験だったが、いやこれはかっこよかった!
勢いとノリとパワーのある破壊力抜群の楽曲とヴォーカル氏のアッツイパフォーマンス!
途中ヴォーカル氏がフロアに降りモッシュな感じになった時にヴォーカル氏と体をぶつけ合い、握りこぶし突きつけながら挑発し合う、みたいな感じになったが、あれはテンション上がり過ぎて楽しくなってたからなのです(笑)
後でKawanaさんに注意されて、ヴォーカル氏とお話ししてそこらへんちゃんと伝えたらわかってくれていたようでよかったですw

Zombie Ritual


説明不要の特殊メイク・ゾンビ・デスラッシュ
そもそも凶音がめちゃくちゃ好きにもかかわらず音源も持ってないしライブも見たことなかったというアホだったんですが、ここでやっと初体験とかモグリもいいとこです。
実際評判に違わず、B級ホラー的ゾンビな方々がキャッチーでノリやすい楽曲をぶつけてくる楽しすぎるライブでした!
関口さんの煽りもストレートでわかりやすく、頭ン中真っ白にして暴れて叫べるゾンビスラッシュで気持ち良かったです。
楽曲全然知らないのに気付けば「ゾンビ!ゾンビ!」と叫びまくってました(笑)
絶対また遊びに行きます!

Knave


大分の突然変異的モンスター・バンド
ブラックメタル、ハードコア、グラインドコアデスメタル、およそブルータルな音楽をすべてブチ込み爆散させるジャンル不問のダークコア!
去年静岡で見て以来2度目。
その時もブチ切れたパフォーマンスが激熱で最高だったわけですが、やはり今回もKnaveは凄かった!!
フロアを混沌と暴虐の渦に巻き込む圧倒的ブルータリティ!
特にヴォーカルのMasashiさんはとにかく暴れに暴れまくる激烈パフォーマンスでオーディエンスを魅了しつつ、実際のところピッグスクイール的超音波喚きから獣の方向が如きグロウルまで駆使するヴォーカリストとしての技量もズバ抜けて素晴らしい、まさにカリスマって感じ(そしてめっちゃイケメン!)でブチ上がりました!

Crucem


東京、期待の若手プリミティブ・ブラックメタルにして今回の企画の立役者。
これまでのライブも上々の評判だった彼らですが、今回もやはり素晴らしかった!
国産ブラックというとフレンチ系の腐れお耽美なバンドが多い中、90年代北欧ブラックへの憧憬が現れたメタリックで程よくメタリックなプリミティブ・スタイルはやはりカッコ良い!
ギターのストラップが外れまくるアクシデントはあったものの、若手ながら今回の企画をシメるにふさわしいパフォーマンスを見せてくれた。
このあたりは特にブラックメタルに造詣の深いヴォーカルWinterkaldのパフォーマンスによるところが大きいだろう。
彼の風貌や振る舞いはまさに90年代北欧ブラックメタルのそれであり、僕のようなブラックメタルオタクはそれだけでテンション2割増しなわけですよ!
惜しむらくは、おそらく音作りというよりはここに来るまでに耳がやられてしまっていたためだと思うが、このバンドの持ち味であるシンセがあまり聴こえなかったことと、ちょっと酔っぱらい過ぎていて曲の内容自体を今あまり覚えていないことだろうか(笑)
とにかく、最高に楽しい気分でイベント終了を迎えることが出来ました。


というわけで、とにかく、最高に楽しかった一夜でした!
Knaveも凄かったが、他の出演陣も、どれも企画のトリ級のバンドさん達なわけで熱過ぎるイベントでした。
バンドさん、スタッフさん、そして絡んでくれた皆様、ありがとうございました。
Knaveの次回東京襲来も楽しみにしております!


↓今回の押収物件