さよなら2009

もう2009年も残り数時間となってしまいました。
誰と話しても聞くし、どこのブログ見てもそう書いてありますが、
一年ってホントあっとゆー間ですね。


今年はなんといってもポストロック・シューゲイザーブラックメタル大躍進の一年という印象が強かったです。
2007年のAlcestショック以降Neige関連バンドへの関心が高まっていたように感じますが、
Amesoeursの1st、Peste Noireの3rdという2強のリリースに始まり、
人知れず産声を上げていたフォロワー勢が続々と頭角を表し始め、
年末には精力的にシューゲ/ディプレ系をリリースしているPest Productions待望のシューゲコンピ、
Alcest/Les Discretsのスプが世に出るなど、
一年を通してこの手のスタイルのネタには事欠かなかったように感じます。
来年にはAlcestの新作やLes Discretsのフルレンス、Pest Pro.傘下の若手バンドのアルバムなどなどが予定されているし、
まだまだこの勢いは止まらなそうで実に楽しみです。


一方、今年はフォーク・ヴァイキング系にはあまり手が出せませんでした。
Black Messiah、Glittertind、Suidakra、Ensiferum、Svartbyなど最優先すべきバンドたちの新作すら入手できていないので、早く回収して行きたいところです。
そんな中、フォークメタル系に限って言えば、霞鳥弦樂団のライブを見れたことが今年一番の収穫でしょうか。
彼らは本当にドツボでして、今もっとも応援したいバンドの一つですね。
近いうちにライブ見にまたライブ見に行こうと思います。


また、ポストロックやシューゲイザーをはじめとした非メタルジャンルにもジワジワと触手が伸びてきましたね。
まだまだ金銭的にメタルの息抜き程度にしか手を出せていませんが、
今後どんどん力を注いでいきたいですね。


プライベート的には、大学入ってからこっち5年の中で一番忙しかったんじゃないでしょうか。
バイトと学校の板挟みでとにかくノンストップでした。
あんまり研究に専念できていないので、ボスからの風当たりがみるみる強くなってくる一年でしたね(笑)
研究室への宿泊や個人輸入の習得などたくさんのスキルも入手できたし、
留学生のチューターやプチ旅行など、いろいろ楽しい経験が多かったです。
そして極貧キャラに定評のある僕ですが、貧乏レベルも過去最高だったと思います。
CDはだいぶ購入量減ったんですがそれでも財政を圧迫するレベルではある(個人輸入ウハウハ)上、
本もやたら買った(年の後半はあまりにも金なくてあんま買えてないけど)し、飲食代もかなり増えた(おもにラーメンと酒)し、
そのくせバイトは減らすしかないので、ホントいっぱいいっぱいでした。
この浪費癖はちょっと治さにゃいかんと深く反省させられる年でした。


最後に、レビューについてですが、今年は試行錯誤の年でした。
僕の文章はとにかくだらだらと長いくせにバンドや音源ごとの差別化もうまくできておらず、
しかも読んでもちーとも面白くない!!(笑)
そんでもってペースが遅いせいで紹介できてない音源がどんどん積みあがるという悪循環。
読みやすくするためにも更新ペース上げるためにも、もっとスマートでライトな内容にする必要が大いにあります。
楽しく実用的なレビューを目指して今後も精進していく所存ですので、暇つぶしの道具にでもしていただけたら嬉しいです。


以上、思いついたことをつらつらと書きましたが、こうして考えると今年はなかなか濃い一年でしたね。
振り返ってポジティブに受け止められる年は久しぶりなような気がします。
彼女ができないなんてのは些細な、いたって些細な問題なので気にしてはいけません。
彼女ができたという友人を思わずぶん殴って手の甲の皮が破けたとかそんな事実は一切ありません。
ともあれ、来年は色々勉強せねばならないこともあるし、学会や就活など、ますます忙しくなること必死ですが、
ここが正念場なので甘ったれずに頑張っていこうと思います。


それではみなさん、良いお年を。