Black Sacrifice Satanic Warmaster Japan Tour 2014 @新大久保Earthdom_2014.11.01

続・黒犠牲!
2日目!


METALへの供物さんと軽く飲もうとEarthdomそばの韓国小皿料理という看板のお店に入ったら普通にガッツリ焼肉屋で面を食らいつつ(笑)
ファンジン企画の緒方ゆうさんとも合流してゼロ次会したあと突撃!
会場入ってブラサクらしからぬ(失礼)人の多さにびっくり。
てっきりSatanに行くもんだと思ってたこるぴさんにも会場で会ってド肝抜かれるなど(笑)

Ampulheta

精力的に活動している腐れお耽美ドカドカメロウな若手国産プリミティブ。
Yuga Necrosさんの荒々しいドラムとコールド&イーヴィルで悲壮感一杯なヴォーカルは今回もキレッキレ。
なぜかギターさんの出で立ちに違和感を覚え「あれ?Somaさんもしかしてやめた?」と不安に思ったが途中でやっぱりSomaさんだと気付く。
いつもながら激しく物悲しいAmpulhetaワールド全開で良かったが、特に2ndデモ[Disturbing]のピアノメロディをHakujaさんがベースでウネウネと弾いてたのがたまらんかった!
あれは反則!
しょっぱなからブラックメタルの髄を楽しめる素晴らしいアクトでテンション上がった。

Fatal Desolation

仙台が誇る初期Darkthrone型ハードコア・プリミティブ!
このバンドはそのドス黒い音像に反してカジュアルなビジュアルなのがお約束でしたが、今回の新ヴォーカルさん(あとで聞いたらサポートの方のよう)がこれまたロキノンなイケメンさんだったから余計に大学生の音楽祭バンド感が!(笑)
しかし演奏が始まればそこはさすがのFatal Desolation
スラッシーでハードコアで寒々しくも邪悪かつ凶暴な他を寄せ付けないブルータルサウンドで会場を圧倒した。
特に魂を叩きつけるように荒れ狂う仁徳さんのドラミングは最高にシビレた!

Infernal Necromancy

日本の誇りを謳い上げる名古屋の帝王、一昨年のCelestia以来およそ2年ぶりのライブ(のハズ)。
なんといってもこの日は滅多に露出しないInfernal Necromancyが観れるというのが目玉の一つ!
彼らを目当てにライブ見に来た(というか生[富嶽]を見たい!)って方も多かったように感じた。
今回もIxNx節炸裂しまくりで、魂に響く悲壮で勇ましい単音メロディを奏でながらスコスコドタドタとノリよく疾走する様はもう本当にたまらんね!
ギターストラップが外れるというアクシデント(前回は体力が持たずへたり込んでしまっていたことも併せてヴォーカルさんにいじられていたw)にも負けず、日本男児の魂に響く哀切勇壮メロで会場中を魅了しまくっていた。
そしてやはり[富嶽]は歴史に残る名曲だ!
ヴォーカルさんのアットホームなMCもいつも通りだなぁと感じつつ、熱狂的なファンを自負する自分としても大大大満足のパフォーマンスで場を湧かせまくった素晴らしいライブだった。

Sungoddess

大分久々に見るベテラン・シンフォニック・ブラック。
やはり安定感抜群でシンフォニックとブルータルの競演が見事!
こう言っちゃうとアレなんだけど、Sugoddess見るときはいつもブルータルさの中にキーのメロディが埋もれちゃっている印象を受けて勿体ないなぁと思うことが多かったけど、この日はキーもよく聴き取れて彼らの持ち味である壮麗美をかなり楽しめた!
オーディエンスの密度や盛り上がりもかなりのもので、酒飲んでたら前に全然行けなかったほど。
自分の目の前でスキンヘッドの巨漢デブ外人が興奮しまくって拳振り上げていたのが印象的だった(笑)

Abigail

説明不要!
世界中からリスペクトを集める、日本が誇るブラッケンド・スラッシュ。
メタラーなら反応せずにはおれないキャッチーさと荒くれた粗暴さとノリでガツガツ突っ走る!
只々気持ちよい疾走爆走暴れはっちゃくなノンストップ楽曲群に会場も俄然ヒートアップ!
客層の問題か普段よりモッシュ等は大人しめだったものの大いに盛り上がりを見せた、さすがはベテランという熱狂を存分に楽しめた。

Satanic Warmaster

そしていよいよSatanic Warmaster
もはや言うことない圧巻のパフォーマンス!
前日に比べとにかく人が多かったこともあり会場のボルテージも高く、年甲斐も無く、そして空気も読まず軽くモッシュしてしまった次第(笑)
だってしょうがないじゃん!
あんなに気持ちいい楽曲ぶつけられてジッとなんてしていられないよ!

途中で「ブラザーを紹介するぜ!」と言ってAbigailのメンバーさんをステージに呼んで共演したりなど、粋な計らいも見られとにかく盛り上がる盛り上がる!
さらにかなりのファミコンフリークでも知られる社長の別バンドThe True Werewolfの新作に収録されるらしいなんかのゲームのカバー曲[Chi no Namida]をプレイしたりなど、前日にもましてサービス満点。
社長が日本にどういう認識持ってたか知らないけど、多くの日本人はそんな曲カバーされても反応できないよ!(笑)
さすが即座に反応したこるぴさんには敬服せざるを得ない。
そんな感じで、前日同様アンコールで[Calerian Satanist Madness]なども披露して、ファンもNazgul社長自身も大いに楽しんでいることをお互いに感じながら夢の一夜は締めくくられた。


終演後社長と記念撮影したらWerewolf Recordsで買ったGoatmoonの限定シャツに気付いてくれて
「それウチで買ってくれたんでしょ。キミたちの事は忘れないよ!次連絡くれたらディスカウントするから!」
的な事(酔ってたからうろ覚え)言ってくれてもうテンション上がった上がった(笑)
どうやら前日喋ったことも覚えてくれていたようだし、もう感無量。
というわけでこるぴさんと終電に乗り込み、鶴見で〆の定番鹿島家さんをいただき2nd大満足の一夜を終えました。


2日間通して出演者の方々、会場でお会いした方々、ありがとうございました!
なにより今回の奇跡的なイベントを主催してくれたゼロ次元さんには足を向けて寝られませぬ!
おかげで大和TROLL史に残る一生忘れられない2日間を満喫することが出来ました。
もう感謝しかない!英語で言うとThere is only thanks!

Thank you Satanic Warmaster for coming to Japan!!!
I hope you will come back again soon!!
Thanks again!!!


P.S.ちなみにSxWxギターさんが帰国後顔本フレンド申請してくれ、帰国の報告の中でなぜかゼロ次元さんや出演者に加えて僕もThanksリストに挙げてくれていた(たぶん1日目で名乗ったのを覚えてくれていた)のが嬉しかったw


↓今回の押収物件