Tomb of the Mutilated / CANNIBAL CORPSE


アメリカ産【デス・メタルの権化】CANNIBAL CORPSEの3rd。「デス・メタルと言えば?」と聞かれて真っ先に思い浮かぶバンド。一切の妥協無き真のデス・メタル。ホントに純粋な、デス・メタルらしいデス・メタルを貫くかっこいいバンド。


まず突っ込まなきゃいけないのは猟奇的なジャケでしょ。すげぇの一言につきる。まぁアングラな音楽きいてっともっとヤバいジャケいくらでも目にするわけだが、問題はこのバンドはメジャーシーンでもかなり売れてるっつー事だ。本国アメリカではアルバム出すたんびにヒットチャートに顔出すらしい。このジャケで。どーなってんだアメリカ(笑)頭大丈夫かCANNIBAL CORPSE(笑)ホントすげぇよ(((゜д°;)))ちなみに俺はこのジャケを見てエログロとゆー座右の銘を知りました(笑)


中身は中身でジャケにまったく引けを取らない気合いの入りっぷり。スラッシュから派生したオールドスクールなスタイルを貫くまごうことなきデス・メタル。ザクザクしたリフや地面をはいずるような気持ち悪いリフとうねるベースとがあいまって非常にクール!!無慈悲なドラミングもグッド!!腹にズッシリくる重低音きいた、それでいてクリアな音質もナイス!!
そして一番の聴きどころは、やはりなんといってもデス・メタル界の帝王Chris Barnesの人間離れした強烈なデス声。まさにデス声。この手のジャンルがそれなりに地位を得て、様々なバンドが出てきてなおベストデス声ボーカリストに名をはせるだけのことはある獣のごとき咆哮にもうメロメロ。ここぞとばかりにかましてくる狂乱発狂ヴォイスも実にかっこいい。ホント、バンドを去ってしまったことが悔やまれるね(´;ω;`)後任のGeorge “Corpsegrinder” Fisherもかっこいいけどさ、やっぱ俺はChrisが好きだったよ・・・


てかね、ホントかっこいいのよ(´д`*)なんつーか、デス・メタルとしては非常にオーソドックスなはずなのに、ここまで「聴かせる」魅力に溢れてるのは流石の一言。いい意味でキャッチ―なんだよね。言ってしまえば似たようなノリの曲が続くのに全く飽きがこないのよ(悦)やっぱり寒々しいメロディがどーとか絶望だ哀愁だ云々ぬかしたところで結局はデス・メタル好きなんだなぁ、俺(*´ω`*)まぁこのバンド以外で何度も聴きたくなるほど「かっこいい!!」って思えるバンドなかなかいないんだけどね f^_^; とにかく、デス・メタルの基本にして奥義な一枚。ズバリ必聴!!