MONO:Rays of Darkness/The Last Dawn Japan Tour 2015@代官山UNIT_150111

2015年ライブ初めは日本から飛び出し世界で活躍するインストゥルメンタル・ポストロックMONOの新作リリースツアー!
MONOのライブは去年3月の[Kanata]リリースイベント以来の2度目。
新作買ってなかったし行くかどうか迷っていたんですが、某ジャーマン・ブラック教授が参戦すると聞いて即断即決でチケット買って凸ってきました。


というわけで、簡単ライブ感想です。


代官山UNITは名前はよく見るけど実際に行くのは初めて。
今回単独だし、ライブ行く前にどっかで飲んでから会場行こうと思っていたが、自宅で続・終物語読んでたらいつの間にか時間なくなり結局飲まずに会場へ向かう。
斧乃木余接ちゃん最高かわいいよちゅっちゅ!
さておき、当日までチケットを発券していなかったものの、Googleマップセブンイレブン検索したら代官山駅のすぐそばにあるもんだから、チケットは直前発券でいーやと思い、いざ行ってみたらそのセブンはなんと開店一週間前!w
Google先生仕事早すぎるよ!w
とテンパりつつ、結局恵比寿の方まで行って発券した後会場へ。
発券したセブンでハンバーガー食って腹ごしらえしたが、さすがに寒くて缶ビール買う気にならず、シラフで会場入り。


とりあえずドリンクチケットでビール飲む・・・グラスちっさ!?
なにこれこんなん物の足しにもならないよ。。。という小サイズのビールグラスに面食らう。
ライブハウスの酒って大概高いけど、これはひどい・・・
とか思いつつ物販で新作2枚買った後、数年ぶりに再会する某ジャーマン・ブラック教授そのお知り合いの方と合流し、スタートまでしばらくダベる。
結局ビール3杯目を飲み干すぐらいの所で開演。


ほぼ一年ぶりに目の当たりにするMONOのパフォーマンスは以前にも増してただただ圧巻の一言。
まず、とにかく音が良い!
耳で聴くより体で感じるドラムとベースの音圧にまずヤラれたが、繊細さと豪快さを行き来するギターワークの臨場感・緊迫感には感服するほかなかった
一音一音、音の粒子が煌めきながらも静かに降り積もるような静謐パートから、抑えきれない激情の濁流を叩きつけるような轟音パート、そしてそこから噴出する多幸感に満ちた流麗の救済パートへと雪崩れこむあのカタルシスは筆舌に尽くしがたい。
まさに空間を埋め尽くす美しき轟音のシャワーを全身で浴びるような、得も言われぬ恍惚感に抗うことなどできるはずもなく、あまりの感動に胸が苦しくなり歓喜に打ち震えまくってしまった。


特に、前回のライブでは聴くことが出来なかった、自分がMONOの曲の中で最も好きな鬼畜哀愁トレモロ[Unseen Harbor]を2曲目で聴くことが出来た時など、本当に全身サブイボ立ちまくりで唇噛み締めながら涙をこらえるしかなかった。
またEnvyのヴォーカル氏をゲストに招いた新作からの[The Hands That Holds The Truth]でアグレッシブに攻めた後、[Recoil, Ignite](多分)で美しいギターノイズをバーストさせたりするシーンはこの日のハイライト。


そんな感じで1時間半ほど淡々と、しかしただ只管ドラマティックにプレイしたのち終演。
例の如くアンコールは無し、ショウの中では緊張感に包まれていたメンバーも表情を綻ばせ、やり切った面持ちでステージを後にした。
いやはや、新作リリースツアーながら思いの外過去作から万遍なく良曲をセレクトし、さらに以前見た時より激しめの曲、それも自分が好きな曲を多くやってくれてもう言うこと無しの素晴らし過ぎるショウだった!


ライブ終了後、上記したUGメタラーな方々と打ち上げして解散。
2015年ライブ初めを飾るにふさわしい、MONOの偉大さを改めて感じた神憑りというほどに感動的な素晴らしいショウでした!
こんなライブで年初めできるなんて縁起がいいことこの上ない!
この幸先の良さからすると今年も素晴らしいライブにたくさん出会えそうです。


恒例ライブのシメ。
鶴見の新店武骨家さんの豚骨醤油SP固め濃いめ多め。

当日の押収物件。